ディズニーランドで行われるパレードは
- ハピネス・イズ・ヒア
- エレクトリカルパレード
といったレギュラーパレードの他に、イベント期間のスペシャルパレードがあります。
これらのパレードは、ディズニーランドの各エリアを通って行くのですが
「どこで見ても同じ」というわけではありません。
同じパレードでも、エリアによって見え方が異なります。
だからこそ、鑑賞場所をどこにするかを悩むのですが・・・。
この記事では、ディズニーランドのパレードを鑑賞するにあたって、
エリアごとの特徴をまとめています。
特徴を把握したうえで、パークへ行く前に鑑賞場所を決めておきましょう。
この記事の目次
パレード順路は?
ディズニーランドで行われるパレードは、規定のパレードルートを通ります。
開始地点はファンタジーランド。
「クイーン・オブ・ハートのバンケットホール」と「ホーンテッドマンション」の間から始まり、
ウエスタンランド
↓
シンデレラ城前プラザ
↓
トゥモローランド
という順番で進み、終着地点がトゥーンタウンとなります。
ただし、雨の日にエレクトリカルパレードが中止となった場合に行われる
「ナイトフォール・グロウ」は上記の逆順に進みますのでご注意ください。
各エリアの特徴は?
前述の通り、パレードは5つのエリアを通ります。
それぞれのエリアの特徴を見てみましょう。
ファンタジーランド
パレードの開始エリアということで、
開始時間直後にフロートやキャラクターが通ります。
- 「だから何?」
と思うかもしれませんが、見落としがちな罠がここにあります。
パレード順路の最終エリアである「トゥモローランド」の場合、パレード開始時間から20分以上遅れてフロートが到着します。
場所取りからパレード終了までを考えると、
トゥモローランドよりもファンタジーランドの方が20分以上、時間を節約できるのです。
パークを目一杯遊び尽くすのであれば、
ファンタジーランドでパレードを観るのが良いでしょう。
ウエスタンランド
ウエスタンランドの特徴は2点。
- 大きなカーブがある
- 日陰ができやすい
「大きなカーブがある」ことで
- フロートを正面から観ることができる
という利点があります。
直線ルートだとどうしても、横や斜めからしか見えませんので意外な穴場になるわけです。
さらに「日陰がある」というのも重要な点。
夏場など、日差しの強い時期には日陰はオアシスです。
ギラギラの日差しの元で、1時間近い場所取りは命の危険がありますからね。
体力消耗と日焼けを抑えるならば、日陰を狙いましょう。
ただし、上記2点を同時に満たすことが可能な場所はウエスタンランドにはないのでご注意ください。
シンデレラ城前プラザ
ディズニーランドの象徴「シンデレラ城」。
その周りをグルっと通るのが特徴のエリア。
このエリアの特徴は何と言っても、最高のフォトスポットとなる点。
シンデレラ城とパレードフロートを1枚の写真に収めることができるのはこのエリアしかありません。
ディズニーリゾートの公式ブログでも、
この場所で撮影したパレード写真が掲載されるほど。
写真にこだわりのある方は、ここがオススメです。
トゥモローランド
正直なところ、コレという特徴がないエリア。
そのせいか、場所が埋まるのが最も遅い印象です。
トゥモローランドテラスが近くにあるため、
場所を取ってから食べ物を買いに行き、食事を取りながら鑑賞するのに最も適しているエリアだと言えます。
小さな子供でも利用できるアトラクションが付近にたくさんあるので、
待ち時間にグズったりせずに過ごすことも可能。
子連れファミリーが多いエリアです。
トゥーンタウン
パレードの終着エリア。
「ファンタジーランド」で書きましたが、
パレード開始から20分以上経過して、ようやくフロートがやってくるという時間的なデメリットがあります。
ただし、それを補うだけのメリットがこのエリアにはあるんです。
それは
- キャラクターの視線を独占しやすい
という点。
どういうことかというと、トゥーンタウンを通る際には進行方向右手にしかゲストたちはいません。
トゥーンタウン以外のエリアだと、
キャラクターたちはフロート上を右に左に移動しながら進むため、
タイミングによってはキャラクターの正面顔を見れずに通り過ぎてしまう可能性も。
トゥーンタウンであれば、その可能性がグッと下がるわけです。
大好きなキャラクターをじっくり観たいという場合には、トゥーンタウンで場所取りをするのが良いです。
オススメのエリアは?
各エリアの特徴を書きましたが、結局どこが一番オススメかというと・・・
-
時間を有効活用したいのならば、ファンタジーランド。
フロートを正面から観たいのならば、ウエスタンランド。
シンデレラ城とのツーショットを撮りたいのならば、シンデレラ城前。
キャラクターの視線を独占したいのならば、トゥーンタウン。
こんな感じです。
結論を言ってしまえば、目的に合った場所を選ぶ、ということになってしまうのですが。
事前に上記のような特徴を知っておけば、
エリア選びで迷う無駄な時間をなくすことができます。
ぜひ、入園前に鑑賞エリアは決めてしまいましょう。