ディズニーシーのマーメイドラグーンといえば、
映画「リトル・マーメイド」の世界を表現したエリアですね。
そのマーメイドラグーン内にある
「マーメイドラグーンシアター」では、
2015年4月24日から、新しいコンサートが始まりました。
コンサートの名前は「キングトリトンのコンサート」。
この記事では、オススメの鑑賞場所と
コンサートの感想を書いていきます。
さらに、ファストパスが特徴的なので、それについても。
これから行かれる方の参考になればと思います。
この記事の目次
「キングトリトンのコンサート」とは
ディズニーシーの開業以来、
マーメイドラグーンシアターでは、
「アンダー・ザ・シー」という
コンサートが上演されていました。
13年続いた「アンダー・ザ・シー」に代わって、
2015年に開始されたのが「キングトリトンのコンサート」です。
「アンダー・ザ・シー」と同じく、
無料で鑑賞することが可能。
鑑賞するためには、
- スタンバイ列に並ぶ
- ファストパスチケットを取得する
の2通り。
スタンバイだと平日でも30分以上の待ち時間。
休日だと...60分以上は想定しておいた方が心の余裕ができます。
何はともあれ、ファストパスチケットを取得するのが一番良いです。
「キングトリトンのコンサート」のファストパスの注意点
ディズニーリゾートのアトラクション利用で
王道といえば、
「ファストパスを利用すること」
ですよね。
「キングトリトンのコンサート」も
ファストパス対応なのですが、
気をつけなければいけないことがあります。
それは、
「 ファストパス利用可能時間が極端に短い 」
ということ。
これ、どういうことかいうと...
ファストパスはチケットに記載された時間に戻ることで、
スタンバイ列に並ばずにアトラクションを利用できるというもの。
通常、ファストパスチケットに記載された時間は、
写真のように大体1時間の幅になっています。
ただし、「キングトリトンのコンサート」は別。
写真のように、15分の幅しかありません。
実際に利用してみるとわかるのですが、
この時間に間に合うように、
マーメイドラグーンシアターへ戻るのは
難易度が高いんです。
他のアトラクションを利用していたら、
間に合わなかったというのが頻発します。
子連れだともっと大変。
移動に時間がかかるので、ちゃんと時間管理しないとタイミングを逃してしまいます。
鬼のような時間設定。
ということで、「キングトリトンのコンサート」の
ファストパスは指定時間が短いことを覚えておいてくださいね。
実際、私も1回分を逃してしまいました。。。
シアターに入るまではどうなっている?
マーメイドラグーンシアターでは、
ショーの行われるシアターに入る前に、
一旦ホールのような所で待機することになります。
つまり、ショーを見るまでには、
- マーメイドラグーン内での待ち行列
- ホール内での待機
- シアター内への入場
という段階を踏むことになります。
シアター内への入場は、ホール内での待機が早い順に案内されます。
なので、何も考えずにマーメイドラグーンシアターに並ぶと、
シアター内への入場が後ろの方になり、
希望する席がなくなってしまうという可能性は十分に高いです。
シアター内はどう変わった?オススメの鑑賞位置は?
「アンダー・ザ・シー」の時と比べると、
シアター内の座席数は増えた印象。
中央部分のステージが小さくなり、通路も減ったような。
オススメの鑑賞位置は、入り口の反対側。
中央ステージに譜面台らしきものがあるのですが、
そこを正面に見れる位置がいいと思います。
そして、なるべく前。
とにかく前方の座席で観ましょう。
かなり見上げて鑑賞するようにはなりますが、
臨場感は段違いです。
私は正面最後部で鑑賞したのですが、
- 上から降りてくるオブジェが邪魔で見づらい
- アリエルが最後部まで近づけない
- 登場キャラクター達が遠い
というデメリットばかりでした。
なので、ベストな鑑賞位置は
ステージ正面の前方座席 です。
そのためには、1つ前の上演の案内が終了した直後に
マーメイドラグーンシアターの待機場所に入れるように調整するのがベスト。
コンサートの内容と感想
ネタバレもありますので、読みたくない方は飛ばしてください。
カンタンなストーリー
ストーリー(ネタバレ)を表示「キングトリトンのコンサート」のベースとなるのは
映画「リトル・マーメイド」の冒頭部分。
トリトンが主催するコンサートに、アリエルを初お披露目するというアレです。
(セバスチャンが主催だっけ?)
アリエルの6人のお姉さんが、映像で登場します。
しかし、アリエルは出てこない。。。
そこからは、このコンサートのオリジナルストーリー。
率直な感想
感想を表示巨大なトリトンがオーディオアニマトロニクスでリアルに動く姿は圧巻。
アリエルのお姉さんたちの映像もキレイ。
主役のアリエルも、シアター内の上空を
縦横無尽に泳ぎまわります。
華やかで、テンションも上がり、思わずアリエルに手を振ってしまいます。
しかし、、、
何だか寂しさを覚えました。
コンサートに登場するキャラクターは、
映像やオーディオアニマトロニクスを含めると多いように感じます。
でも、生で登場するキャスト自体は、
- アリエル
- セバスチャン(を操作する人)
- フランダー(を操作する人)
の3人だけ。
無機質な感じが否めません。
ショー内の座席数が増えたのは、
出演キャストの人数が減り、移動範囲が狭くなった分、
通路を減らしたからかもしれません。
コンサートで使用されている技術としては
「アンダー・ザ・シー」に比べると格段に
アップしているのは実感できます。
ただ、コンサート自体の温かさというか、熱気というか、
そういった体感して楽しめる要素としては
「アンダー・ザ・シー」の方が上だったかなと思いました。
様々な海のキャラクターを、
キャストの方が黒子となり、汗をかきながら、
それでも笑顔で演じている、あの姿。
それを見て、コチラも余計に盛り上がれたように思います。
ビッグバンドビートが長年人気なのは、生の演奏と歌があるからですよね。
それと同じ良さが「アンダー・ザ・シー」にはありました。
出演者数が減ったという意味で「キングトリトンのコンサート」は
「経費削減に成功したショー」と言ってもいいかもしれません。
初期投資とメンテナンスという面では
お金はかかっているのだとは思いますが。
技術面に頼り、人の手を減らすことで
均質なクオリティでショーを提供することは
できているかもしれません。
と、ここまでネガティブな意見が中心となってしまいましたが、
ディズニーシーに行ったら、毎回観に行ってしまうのは間違いないでしょう。
「つまらないショー」というわけではないので。
まとめ
ネガティブな感想にはなってしまいましたが、
それでも観て楽しめるショーであることは間違いないです。
マジックランプシアターに比べると
見応えは十分にありますし。
私個人的には
- ビッグバンドビート
- キングトリトンのコンサート
- マジックランプシアター
という順位付けです。
ディズニーシーに行った方は、ぜひ観てみてくださいね。
そして、感想をシェアしませんか?