ディズニーリゾートでは、
大人から子供まで、パークを訪れた
幅広い年代の人たちが楽しめるように
様々な取り組みをしています。
その中の1つが、食物アレルギー対応。
グループみんなで食事を一緒に食べられるように、
食事に制限のある方に対して、
- お弁当などの食事をレストランへ持ち込み
- レストランでの低アレルゲンメニュー提供
という対応をしてくれます。
この記事では、これらの対応について
詳しく書いていきたいと思います。
この記事の目次
お弁当の持ち込み
通常、パークでは 食事の持ち込みは禁止 です。
持参したお弁当は、一旦パークの外に出て
指定されたエリアで食事をしなければなりません。
ですが、食物アレルギーがある方には
レストランへのお弁当の持ち込みが許可されています。
レストランへの入店時に、
キャストの方へ事情を説明すればOKです。
こういった対応があることで、
グループみんなが同じ場所での食事をとれるのです。
電子レンジ温め、レトルト湯煎対応
ただ持ち込むのを許可するだけではなく、
それらを美味しく食べられるように、
- お弁当の電子レンジ加熱
- レトルト食品の湯煎
といった対応を行ってくれます。
すべてのレストランで対応可能なわけではなく、
一部レストランに限られる ので、
以下をご覧ください。
ディズニーランド
ディズニーランドでは、以下のレストランで対応してくれます。
- イーストサイド・カフェ
- センターストリート・コーヒーハウス
- れすとらん北齋
- ブルーバイユー・レストラン
- クリスタルパレス・レストラン
- ポリネシアンテラス・レストラン
- チャイナボイジャー
- プラザパビリオン・レストラン
- ザ・ダイヤモンドホースシュー
- ハングリーベア・レストラン
- グランマ・サラのキッチン
- クイーン・オブ・ハートのバンケットホール
- プラザ・レストラン
これらのうち、「ハングリーベア・レストラン」では
電子レンジ温め対応のみで、
湯煎対応は行っていませんのでご注意を。
ディズニーシー
ディズニーシーでは、以下のレストランで対応してくれます。
- カフェ・ポルトフィーノ
- ザンビーニ・ブラザーズ・リストランテ
- リストランテ・ディ・カナレット
- マゼランズ
- S.S.コロンビア・ダイニングルーム
- テディ・ルーズヴェルト・ラウンジ
- セイリングデイ・ブッフェ
- レストラン櫻
- ニューヨーク・デリ
- ケープコッド・クックオフ
- ホライズンベイ・レストラン
- ユカタン・ベースキャンプ・グリル
- ミゲルズ・エルドラド・キャンティーナ
- カスバ・フードコート
- セバスチャンのカリプソキッチン
- ヴォルケイニア・レストラン
持ち込み時の注意点
お弁当を持参した場合、
店舗の冷蔵庫などで保管してもらうことはできません。
さすがにパーク側も取り扱いに困りますもんね。
気をつけなければいけないのは夏場。
炎天下で食品が傷まないように、
保冷剤を入れるなどの対応はしておきましょう。
また、レトルト食品の場合、
食器を使用する場合があるかと思います。
レストランの食器を借りることは可能です。
ただし、食器の傷に入ったごく少量のアレルゲン食物で
反応を起こさないことが前提となります。
その他にも、気になることがあれば、
事前にパークにコンタクトを取るか
キャストの方に確認しておきましょう。
低アレルゲンメニュー
パークで扱っている低アレルゲンメニューとは、
5大アレルゲン(小麦、そば、卵、乳、落花生)を
原材料に使用していない食事です。
加工や調理の過程で混入する可能性があるため、
「低アレルゲン」としているそうです。
各パークの低アレルゲンメニュー取り扱い店舗と販売価格を見て行きましょう。
ディズニーランド
- イーストサイド・カフェ (1420円)
- センターストリート・コーヒーハウス (1010円)
- れすとらん北齋 (1320円)
- ブルーバイユー・レストラン (1600円)
- ポリネシアンテラス・レストラン (2680円~)
- クリスタルパレス・レストラン (1230円~)
(ディズニーキャラクターブレックファストのみ) - プラザパビリオン・レストラン (1020円)
- ザ・ダイヤモンドホースシュー (2260円~)
- ハングリーベア・レストラン (800円)
- グランマ・サラのキッチン (1020円)
- クイーン・オブ・ハートのバンケットホール (1020円)
- プラザ・レストラン (600円)
上記のうち、ショーレストランである
- ポリネシアンテラス・レストラン
- ザ・ダイヤモンドホースシュー
は通常の食事であっても予約が必要なレストラン。
なので、低アレルゲンメニューについても
予約を取る必要があります。
ディズニーシー
- カフェ・ポルトフィーノ (1020円)
- ザンビーニ・ブラザーズ・リストランテ (800円)
- リストランテ・ディ・カナレット (1600円)
- マゼランズ (1600円)
- S.S.コロンビア・ダイニングルーム (1600円)
- レストラン櫻 (1600円)
- ホライズンベイ・レストラン (1020円)
(キャラクターダイニングは1730円~) - ユカタン・ベースキャンプ・グリル (1010円)
- カスバ・フードコート (800円)
- ヴォルケイニア・レストラン (1020円)
低アレルゲンメニュー注文時の注意点
先ほども書いたように、
100%アレルゲン食物を含まない、
とは言い切れない点を注意しなければなりません。
また、通常のメニューとは異なるため、
早めにキャストの方に事情を話しておきましょう。
調理にも時間がかかる場合がありますので。
低アレルゲンメニューのボリュームは
基本的に 8歳以下の方を想定した量 になっています。
ただし、以下のレストランであれば、
大人向けの低アレルゲンメニューも用意されています。
- クリスタルパレス・レストラン
- ポリネシアンテラス・レストラン
- ザ・ダイヤモンドホースシュー
- ホライズンベイ・レストラン
下記のレストランは大人・子供の区別を
特に意識していないようです。
- ハングリーベア・レストラン
- カスバ・フードコート
様々なレストランで低アレルゲンメニューを扱っていますので、
参考にしてみてくださいね。
まとめ
ディズニーリゾート内での
食物アレルギー対応についてまとめてきました。
パークでの対応はどんどん変わっていきます。
それは、アレルギーを持つ方にとって
メリットになる場合、デメリットになる場合、
様々です。
また、低アレルゲンメニューで使用される原材料も、
レストランのメニューリニューアルなどによって
変わることが考えられます。
パークに遊びに行く際には、
以下のページをチェックしておきましょう。