ディズニー公式ホテルには
- ディズニーホテル
- オフィシャルホテル
- パートナーホテル
- グッドネイバーホテル
の4つのランクがあります。
そのうち、ディズニーパートナーホテルとして分類されるのは
- 浦安ブライトンホテル
- オリエンタルホテル東京ベイ
- パーム&ファウンテンテラスホテル
- ホテルエミオン東京ベイ
- 三井ガーデンホテルプラナ東京ベイ
の5つ。
パートナーホテルは、東京ディズニーリゾートの公認ホテルという位置付けですが、
ディズニーホテルやオフィシャルホテルに比べると低価格で宿泊できるのが特徴です。
ただし、宿泊者特典は制限されるため、
宿泊する際には注意が必要だったりします。
ということで、この記事では、
パートナーホテルを選ぼうとしている方に向けて、
- あらかじめ知っておいてもらいたい注意点
をまとめておきたいと思います。
事前に知っていれば、様々な対処法が可能です。
せっかくのディズニー旅行が楽しい思い出にできるように、ぜひ読んでみてくださいね。
注意点1:アクセスがそこまで良くない
全パートナーホテルの最寄り駅は、舞浜駅の隣駅である新浦安駅。
ただし、あくまでも最寄り駅。
新浦安駅駅前にある「浦安ブライトンホテル」「オリエンタルホテル東京ベイ」。
新浦安駅から徒歩7分の場所にある「ホテルエミオン東京ベイ」。
さらに、新浦安駅から路線バスやシャトルバスを利用して約15分の場所にある
「パーム&ファウンテンテラスホテル」と「三井ガーデンホテルプラナ東京ベイ」。
最寄りと言っても、駅からホテルまでの所要時間は様々です。
パートナーホテルの特典として「シャトルバス」があるのが救済措置。
ディズニーランドやディズニーシーのバスターミナルと各ホテル間を15分で移動できる
という無料の移動手段。
これを使えば、アクセスは問題ない。。。
と思いたいところですが、そう簡単にはいきません。
道路渋滞、シャトルバス利用者が多くて目的の時間に乗れない、
などなど、リスクが多く、15分で到着できないことはよくあります。
自家用車があれば、その辺は問題ないかもしれません。
それでも、時間帯を間違えてしまうと
駐車場の順番待ち渋滞に巻き込まれることだってありえます。
ディズニーから近いけれど、その恩恵を十分に受け切れない。
そんなリスクを覚悟しておいた方がいいかもしれません。
ホテルの案内ページには
- 「パークで疲れたら一度ホテルに戻って休憩したり」
なんて記載があるので、近いような錯覚を覚えるかもしれません。
ですが、ハッキリ言いましょう。
騙されてはいけません。
戻る方が疲れます。
片道15分、往復30分。
時間がもったいないです。
パートナーホテルに戻って休憩するくらいなら、パーク内のレストランで
お茶をした方がよっぽどマシです。
注意点2:入園保証がない
パートナーホテルでは、ディズニーホテルやオフィシャルホテルと同様、
ホテル内でパークチケットが販売されています。
なので、前日夜などにホテル内でチケットを購入しておけば、
入園日当日にパークエントランス前のチケット売り場で並ぶ必要がありません。
ただし、日付指定のパークチケットは販売されていません。
これ、とても重要です。
万が一、パーク利用日が超混雑日で入園規制がかかってしまった場合、
パートナーホテルで購入したチケットでは入園できません。
ディズニーホテルやオフィシャルホテルであれば、
宿泊証明書というものを発行してもらえるので、入園制限がかかっても問題ありません。
なので、パートナーホテルに宿泊する場合、
- あらかじめ日付指定のチケットを購入しておく
- 開園前にパークエントランスに行き、当日チケットを購入して並ぶ
といった対策を講じておきましょう。
ちなみに、日付指定チケットは
- ディズニーeチケット
(ネット購入&自宅プリント) - ディズニーショップ
- パークエントランスのチケット売り場
で購入可能です。
注意点3:初日のチェックインと荷物
ディズニーホテルやオフィシャルホテルであれば、舞浜駅前にある
- 東京ディズニーリゾート・ウェルカムセンター
でチェックイン手続きを済ませて、ルームキーを受け取ることが可能です。
わざわざホテルに行く必要がなく、手荷物を預けられるのでとても便利。
一方で、パートナーホテルの場合は、
ホテルでチェックイン手続きを行わなくてはなりません。
宿泊初日もパークで朝から夜まで遊ぶ場合、
疲れ切っているので早く部屋に入って、くつろぎたいはず。
ですが、チェックイン手続き完了を待つ必要があるのです。
しかも、パーク閉園後には、大勢の宿泊者が集まる傾向にあるので
順番待ちが発生する可能性は高いです。
小さなお子様連れの場合、この時間にグズってしまって、みんなイライラなんてことも。
時間と体力に余裕を持って、スケジューリングしましょう。
注意点4:クルーザー型ボックスがない
ディズニーリゾートクルーザー型ボックスって知ってますか?
ディズニーリゾートクルーザーという
ディズニーホテルやオフィシャルホテルで使用されているシャトルバスがあるんです。
そのシャトルバスをモチーフにしたデザインの宅配用のボックスで、
ホテルから自宅への荷物配送で使用できる有料の箱。
箱自体の価格は720円。
かわいいデザインなので、自宅配送した後は
- 飾って楽しむ
- 子供のおもちゃ箱にする
なんて隠れた楽しみ方もあるのですが、
このボックスを使用できるのは、ディズニーホテルとオフィシャルホテルのみ。
残念ながら、パートナーホテルにはありません。
まぁ、720円という決して安くはない金額ですし、そこまで重要なポイントではありませんが、念のため書いておきました。
パートナーホテル宿泊はアリ?ナシ?
最後になりますが、個人的見解を書いておきます。
私がディズニーに泊まりがけで行くとしたら
パートナーホテルを選択するかというと、答えはNOです。
ディズニー公認ホテルは前述の通り4ランク。
(ディズニーホテル、オフィシャルホテル、パートナーホテル、グッドネイバーホテル)
それを上のランクから比べていった場合、
ディズニーホテルとオフィシャルの間では、
宿泊料金はディズニーホテルが圧倒的に高いのですが、オフィシャルホテルでも十分な宿泊特典があります。
それに対して、オフィシャルホテルとパートナーホテルの間には、
宿泊料金の差はそれほど大きくない割に、パートナーホテルの特典が使えないものばかり、といった印象。
パートナーホテルの宿泊料金が、オフィシャルホテルの半額くらいであれば悩みますが、
そうでないかぎり、私はオフィシャルホテルを選択します。
それくらい、オフィシャルホテルに泊まった時の満足度は高かったです。
パークにも近いし、キレイだし、その割に宿泊料金は安いし。
ディズニーホテルはやっぱりステータス。
ホテルミラコスタとアンバサダーホテルの優雅な時間は夢のよう。
ですが、その夢も一晩だけ。
そこにオフィシャルホテルの倍近い金額を支払うのは、家族を持った現在では恐ろしい。
パートナーホテルに関しては、どこを選んでもアクセスがそれほど良くないし、
その割には宿泊料金は安くないしとデメリットが多いように感じています。
そんなわけで、私はこれから先、パートナーホテルを選ぶことはないでしょう。
あくまでも個人的な意見です。
これを読んでいる方の参考に少しでもなれば嬉しいです。
参考までに、東京ベイ舞浜ホテルの宿泊体験記の記事リンクを載せておきます。