ディズニーオフィシャルホテルの1つ、「ホテルオークラ東京ベイ」。
オフィシャルホテルというと、ゴージャスで難点がないという先入観を持つ方が多いです。
ですが、実際に宿泊してみるとチラホラとマイナス評価になるところが目につきます。
この記事では、ホテルオークラ東京ベイに宿泊する前に知っておくべき注意点をまとめています。
この記事の目次
注意点①:自動販売機がホテル内にない
ホテル内には自動販売機が一切ありません。
ドラッグストアという名の売店(下写真の赤枠内)はありますが、営業時間は8:00~23:00。
早朝や夜中に飲み物が欲しくなった場合、
- ルームサービスで割増料金の飲み物を注文
- 客室内冷蔵庫にある割増料金の飲み物を購入
するしかありません。
ちなみに、金額はこんな感じ。
品目 | 金額 |
---|---|
ビール | 620円 |
酎ハイ | 310円 |
ペットボトル | 360円 |
ミネラルウォーター | 210円 |
上記を利用するか、ディズニーリゾートラインのベイサイド・ステーションまで行って、自動販売機で購入するか。
(ベイサイド・ステーションはとても近いので不可能ではない)
ホテル宿泊時というのは乾燥していることもあり、どうしても喉が乾きます。
一応、水道水はあるので気にならない人であれば問題ありません。
でも、ホテル内に自動販売機がないことを知らないと、バカげた金額を支払って水分補給をするハメに。
一晩に必要な飲み物などをコンビニなどで事前に購入しておくのをオススメします。
注意点②:ホテル内設備が全体的に古い
ホテルオークラ東京ベイは1988年に開業したホテル。
それから約30年が経過してしまったこともあり、ホテル内全体の設備が古さを醸し出しています。
私が宿泊したときに特に古さを感じたのが、共有部分だと
- エレベーター
- 廊下
客室内だと
- エアコン
- クローゼット
- 客室などのドア
- 体重計
エアコンは後述します。
クローゼットやドアに使われている木の質感と塗装が古い。
体重計に至っては目盛りが針のようなやつです。
写真を撮り忘れましたが、こんなやつ。
こういった古い部分があると思ったら、トイレは温水洗浄便座。テレビは液晶と新しい物が用いられています。
全部が全部古いわけではないのですが、古臭さがかなり漂うホテルなのは間違いありません。
注意点③:エアコン調整の温度調整ができない
当然ですが、客室内にエアコンは設置されています。
ただし、問題なのがエアコンの温度調整ができない点。
こちらがエアコンのコントロールパネル。
強・中・弱・切の4段階調整のみ。
暖房と冷房の切り替えもできません。
ホテル内で全体を管理しているのだ思いますが、微調整ができないのはかなりの難点。
季節の変わり目は、ちょっとした揉め事に発展しかねません。
注意点④:お風呂、トイレ、洗面所が一体型
開業した時代の流行りなのかもしれませんが、お風呂・トイレ・洗面所が1つのスペースになっていて、仕切りが一切ありません。
スペースは十分に確保されているので窮屈さを感じることはないでしょう。
でも、トビラを一枚付けてください。
せめてトイレだけでも・・・と切に願いたくなります。
誰かがトイレを使用している最中は洗面所は使用不可。
友達4人、しかも全員女性で宿泊した場合、朝の準備はパニックでしょう。
ゴージャスに見える一体型スペースですが、使い勝手はかなりのマイナスです。
注意点⑤:お風呂に洗い場がない
先述の通り、バスタブはトイレと洗面所と一体の構造。
バスタブにはシャワーカーテンすらありません。
なので、バスタブ内で体を洗おうとするとかなり苦戦します。
唯一の救いが、シャワーブースがあること。
シャワーブースで体や髪の毛を洗って、浴槽に浸かるという仕様なのでしょう。
たしかに、大人や小学生以上の子供であればそれも可能なので、何の問題もありません。
ですが、乳幼児を連れたファミリーの場合、そんな簡単な話にはならないのは、子供をお持ちの方ならばおわかりでしょう。
シャワーブースで子供を洗うとしたら、床に座らないといけないので何だか不衛生。
バスタブ内で洗って、お湯を排出してもう一度溜め直すとしたら、湯冷めしそう。
工夫次第で何とかなるのですが、なかなか使い勝手が悪いお風呂です。
注意点⑥:お風呂が滑る
バス・トイレスペースは全体が大理石。
ホテル側は、これを「ゴージャス」としてウリにしています。
ですが、大理石を万人が豪華だと考えるのは昭和後期の話。
お風呂に入って床が湿ってしまうとツルツル滑るし、何だか寒い。
子供は何度も転びそうになって、本当に危険でした。
ケガをしないように注意してくださいね。
注意点⑦:部屋が暗い
客室内の照明が何だか暗いのです。
色々な場所にあるスイッチをすべてONにしても明るさが物足りない。
深い眠りを誘うのが目的なのであれば、その目的は見事に達成されます。
ですが、活動をする上では暗すぎる。
書籍を読んだり、物書きをするのであれば、圧倒的に光が足りません。
ゴージャスなホテルに宿泊しているのに、何だか気分が上がらないという残念な結果でした。
まとめ
ディズニーオフィシャルホテルの「ホテルオークラ東京ベイ」といえば、私にとっては「豪華」というイメージ。
ですが、実際に宿泊してみると、難点がいくつもありました。
カップルであれば取るに足らない問題かもしれませんが、小さな子供連れのファミリー層にとっては快適なホテルライフを損なう大問題。
ですが、事前に知っておけば対応できるものもあります。
マイナス評価を覚悟しておけば、宿泊してみたら何てことはなかったということになるかもしれません。
楽しいディズニーリゾート滞在になるように、しっかり準備していきましょう。