ディズニーには様々な種類のパークチケットがあります。
1日チケットはもちろん、
夕方から入れるスターライトパスポートやアフター6パスポート。
連続して複数日行く場合にお得な、マルチデーパスポート。
そんな中に、ディズニー好きにとって憧れのチケットとも言える
- 「年間パスポート」
があります。
その名の通り、ディズニーに1年間を通していつでも行けてしまうというものですが、
この記事では
- 年間パスポートにはどんな種類があるのか
- 申し込みにはどんな手続きが必要なのか
- 何回パークに行けば元が取れるのか
について、まとめておきたいと思います。
ちなみに、この記事に記載されている価格は
2016年4月以降の改定価格になっています。
年間パスポートの種類
早速ですが、年間パスポートには
以下のような年齢区分と利用可能なパーク区分があります。
年齢
- シニア(65歳以上)
- 小人(4歳~11歳)
- 上記以外
利用可能なパーク
- ディズニーランド用
- ディズニーシー用
- 両パーク用
それぞれについて少し詳しく見てみましょう。
年齢
ワンデーパスポートやマルチデーパスポートには、
- 大人(18歳以上)
- 中人(12歳~17歳)
- 小人(4歳~11歳)
- シニア(65歳以上)
の区分があります。
(スターライトパスポートやアフター6パスポートを除く)
年間パスポートの場合、中人の枠がありません。
つまり、中人であっても大人と同じ金額を支払わなくてはいけません。
ワンデーパスポートだと大人よりも1000円ほど安いので、これは微妙ですね。
利用可能なパーク
年間パスポートは、各パークごとに用意されています。
両パーク用の年間パスポートもありますが、
こちらはパークの入場制限時には使用できません。
なので、「どんな時でも必ず入園したい!」という熱い気持ちを持っている方は
パークごとに年間パスポートを持っている方もおられるようです。
年間パスポートの金額
年間パスポートの価格を下の表のようにまとめておきました。
チケット種別 | 大人・中人 | 小人 | シニア |
---|---|---|---|
ランド | 63000円 | 41000円 | 53000円 |
シー | 63000円 | 41000円 | 53000円 |
両パーク | 93000円 | 60000円 | 79000円 |
こうして見ると、高いですね。
「年パス」というからには当たり前ですが、
気軽にホイッと買えるような金額ではありませんね。
では、この年間パスポート、
何回パークに行けば元に取れるのか、どれを購入すればよいのかを考えてみましょう。
何回行くならば年間パスポートがお得?
書き忘れていましたが、年間パスポートは、利用が本人に限定されます。
使い回しはできません。
それができるのであれば、問答無用で購入した方がお得なんですけどね。。。
元が取れるボーダーラインを考察する際には以下を前提とします。
- 「大人」の枠を基準とする
(小人枠の子供を1人でディズニーに行かせることは、あまりないはず) - 複数日連続でパークに行くことは考えない
(計算が面倒です)
ということで、ここからの計算は、「大人」をベースに考えていきたいと思います。
大人のワンデーパスポートは7400円。
ということは、どちらか一方の年パスを購入したとしたら、
- 63000円 ÷ 7400円 = 8.51
となるので、9回行けば完全に元は取れます。
ただし、そんなに簡単に結論が出せないのが年パスのイヤらしいところ。
というのも、次の問題が立ちはだかるからです。
- あなたはどちらかのパークだけで満足できますか?
「ランドだけしか行かない!」
そんな一途で熱い気持ちがある方ならば、
迷うことなくディズニーランドの年パスを購入すれば良いですね。
ただ、「ランドもシーも行きたい」という方が大半なのでは?
イベント時期によって、両方のパークで特色が違いますしね。
私もそんな浮気者の1人。
両パークに行ける年間パスポートを購入したいというのが実際のところ。
この場合、計算式は変わります。
- 93000円 ÷ 7400円 = 12.56
つまり、13回も行かなければ元は取れません。
よく、芸能人やディズニーフリークの方で、
「年間100回行く」という方がおられますが、それは特別な人。
普通にサラリーマンや自営業をしている方にとっては、13回というインパ回数でも
実現の難しい数字のように思えてきます。
年間13回以上は確実に行く、というのであれば何の問題もありません。
ただ、元を取るためにディズニーに行くというのでは本末転倒ですからね。
ですが、年パスを持っていれば、ディズニーでの遊び方の幅が広がるのも事実。
ということで、私なりに出した年パスのベストな購入方法がコチラ。
- どちらか一方のパークの年パスを購入する
- もう片方のパークに行くならば、ワンデーパスポートを購入する
これならば、元を取る衝動に駆られてディズニーへ行くことは避けられそうです。
そして、両パーク用の年パスの弱点である
「入園制限がかかっている日には使用できない」というリスクにも対応可能です。
いかがでしょう?
全年齢区分の元が取れる回数を下の表にまとめておきます。
チケット種別 | 大人 | 中人 | 小人 | シニア |
---|---|---|---|---|
片パーク | 9回 | 10回 | 9回 | 8回 |
両パーク | 13回 | 15回 | 13回 | 12回 |
年間パスポートの申し込み手続き
さて、いざ年間パスポートを購入する際の手続きについても書いておきましょう。
必要なもの
- 氏名と生年月日が確認できる本人確認書類
(学生証を除く) - 現金もしくはクレジットカード
購入場所
- イクスピアリの東京ディズニーリゾート・チケットセンター
- イーストゲート・レセプション
必要書類の確認ができて、お金を支払えば、
写真撮影をして、めでたく年間パスポートが手に入ります。
有効期限は、作成日から1年間。
思いっきり楽しんじゃいましょう。
おわりに
年間パスポートを購入したといっても、出費は年パス代だけで収まりません。
年パスによって、パーク入園にかかる費用は定額になりますが、
- 食事代
- グッズ代
- 交通費
といった出費は、パークへ行く度にかかります。
そう考えると、元が取れる最低回数だけ行ったとしても、年間10万円は使うことになります。
それを許容できる財力さえあれば、私もホイホイと年パスをゲットするのですが。。。
もっと収入が増えるように、がんばっていきたいと思います。